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歯科外科処置 フラップ手術とは

歯科外科処置 フラップ手術とは

そもそも歯周外科処置とは何か?

外側からのスケーリングでは届かない歯石を、歯茎を切開して徹底的に取り除いたり、
治療後に残る深い歯周ポケットを、プラークが溜まりにくくなるように浅くする手術のことです。

歯周外科処置には大きく分けて3種類あります。

①フラップ手術
②歯周組織再生療法
③歯周形成手術

その中でも本日はフラップ手術についてお話しします!

フラップ手術とは?

進行した歯周病に対する歯科外科手術の一種で、
歯茎を切開し、深い歯周ポケット内の歯石や感染組織を取り除きます。
歯周病治療を繰り返しても治療で治りきれなかった部分に対して行う歯周外科処置です。

フラップ手術の流れ

①歯周ポケットが深い部分に麻酔をしていきます。
②麻酔をした部分の歯茎を切開していきます。
③歯茎を開き歯の根を露出させます。
④専用の器具を使って歯石を取り除き、歯の根の表面を綺麗に清掃します。
⑤歯茎を戻して傷口を縫います。
⑥7〜10日後に糸を取ります。

その後は3ヶ月に一度のメンテナンスで様子を見ていきます。

メリット・デメリット

まとめ

歯周病が進行した歯を残すために、フラップ手術は一定の成果が期待できる処置です。
歯周病は自然に治癒することはないので、
症状に応じて適切な治療をしましょう。

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